WSL−CT第8戦「Hurley Pro at Trestles」!


ラウンド3大原洋人vsジョンジョン・フローレンスは検討したもののジョンジョンに敗れ今大会13位でフィニッシュ。でもジョンジョンとの対戦は洋人にとって素晴らし経験となったはずだね。今回の戦いぶりは日本でライブ観戦してた全ての人に期待と感動を与えてくれたこと感謝です。現在WQSランキング13位の洋人、後半戦も頑張って目標とするステージにウオリファイしてほしい。


  

カノアはラウンド3最高の試合運びを見せ強敵ミック・ファニングを見事撃破と思いきや再試合のコール!残念!カノア頑張ってもう一発やってくれ!

ミックVSカノアのヒートやり直しの解説

ラウンド3のミック・ファニングVSカノア・イガラシ。すっかりリズムが外れた感じだったミック。でも、外れちゃった理由はプライオリティのコールミス。問題はヒートスタートのノープライオリティシチュエーションの時の出来事。タヒチ以降、WSLでは新しいブロッキングの追加ルールとして、ヒートスタート時のノープライオリティシチュエーションの時には、相手を波に乗らせないためのブロック目的のパドルをした場合、プライオリティを失う、というものが加わった。無駄なハッスルを避けるためね。
簡単に言うと、ノープライオリティの時に自分がピークにいて、別にその波の乗る気はないけど、相手を乗らせないために乗るふりのパドルをすると、プライオリティを失う、つまり相手にプライオリティがわたる、ということ。

で、ミックとカノアのヒートのスタートでこのケースが起きた。2本のセットが来て、カノアがピークにいて、最初の波にパドルしかけてやめるわけだけど、これが新たに加わったブロッキングのシチュエーション。本来ならプライオリティはその時点でミックに移動することになるわけだし、ミックもその場で手を挙げてアピール。でもその裏のセットの2本目の波にカノアが乗って8.90。思い起こせばそのあとミックは何度か手を挙げてアピールしたものの、ヒートはそのまま継続。結局ヒートが終わってからカノア、ミック、オフィシャルでビデオ協議の結果、このヒートは明日の朝取り直しになった。

サーフメディアより